宅建業を営むなら、保証協会に加入しよう

空を見上げるビジネスマン

 

不動産会社のHPなどを見ると、ハトやウサギのマークが目につきますね。
何となく不動産屋さんのロゴかなと思いがちなこのマーク、実は意外と重要な意味を持っているのです。
特に不動産屋さんを開業したいと思う場合、保証協会、弁済業務負担金、加入金の3点をチェックしよう。

 

★保証協会とは?

不動産業、宅建業はその業種の性質上、多額の資金が必要となります。
それに加え、不動産を開業する際には、取引相手の保証の為、「営業業保証金」という物を供託所に供託しなければなりません。
この営業保証金は1,000万円と大変高額で、供託ができない場合が殆どです。

保証協会とは簡単に言ってしまえば、高額すぎて供託ができないものが集まって、みんなで保障し合いましょうと言う事で設立されたものです。
保証協会の場合、「弁済業務保証金分担金」と「入会金等」を支払えば、供託金の1,000万円を納める必要が無くなります。

 

★ハトとウサギは、保証協会のロゴマークです

保証協会に納める金額は、本店と支店別で分けられています。

主たる事務所(本店)は60万円、従たる事務所(支店)1つにつき30万円です。営業保証金より遥かに低額ですので、殆どの不動産会社はこの保証協会に入会しています。

ハトとウサギのマークの違いは、保証協会が二つ存在しているからです。

・全国宅地建物取引業保証協会=ハト

・不動産保証協会=ウサギ

 これらの保証協会が、宅建業に関する苦情の解決、不動産取引によって生じた債権の弁済などの業務を行っています。

 

★加入金、年会費の違い

ハトとウサギ、この2つの団体は、業務自体は殆ど変らない物の、別の機関であり、加入金や年会費、審査方法などが異なるので、加入の際は良く検討しましょう。
初期費用・年会費とも、ハトよりウサギの方が安いです。

 ですが、殆どの業者がハトのマーク、全国宅地建物取引業保証協会に加入しています。
理由として、加入者が多いため、住宅ローン付けの提携先が充実している事や、火災保険など付帯損保業務に関するフォローの充実、取引に関する法律相談が無料と、様々なメリットがある為です。

 

★安さならウサギ、サービスの充実はハト

 ハトの場合は、直近3年程度の取引価格データの無料開示や、各種契約書フォーマット(数十種類)の無料ダウンロードと書き方見本、そして電話オペレーターの対応の質など、サービスの面ではウサギとハトは比べ物にならないので、初期費用を気にするのでなければ、ウサギよりハトの方が安心です。